安全性の高い純チタンインプラント

当院では純チタンインプラントのみ使用しています

歯を一本だけ失った場合の症例 現在、ほとんどのインプラントはチタンが使われていることはご存知だと思いますが、正確にはチタンが99.8%以上である純チタン製のほか、ほかの金属が含まれるチタン合金といわれる素材のインプラントもあり、各メーカーによって素材は異なります。

純チタンの中でも純度の高い順にグレードⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳに分けられ、インプラントに採用されるのはグレードがⅡからⅣです。グレードⅠになると強度が落ちるためインプラントには不向きであるためです。

一方のチタン合金はほかの金属を混ぜることで強度を増すといわれていますが、その分、生体親和性が低下し、骨との結合力も低下する傾向が否めません。

混ぜる金属はパナジウムやニッケル、アルミなどがありますが、チタン以外にこうした金属が含まれることで金属アレルギーを起こすリスクが生じます。また、純チタンは化学的にも非常に安定した金属で経年変化がおきにくいのですが、他の金属を混合することで経年的変化が起きてもおかしくないといえます。

このように安全性や耐久性、機能性からいっても純チタン製インプラントがチタン合金に比べて優位性があるため、当院で使用しているインプラントは純チタン製のみで、チタン合金のインプラントをこれまで一切使用していません。

当院がインプラント本体を選ぶ基準

当院では25年にわたりインプラント治療を取り組んできて、その間、8社のメーカーのインプラントを採用してきました。いずれも純チタン製であり、純チタン製であることにこだわるのは、口腔内に入れて長く使うものなのでその安全性を重視するためです。

8社のうち、現在はノーベルバイオケア社(ブローネマルク)とITI(ストローマン)の2社のメーカーに絞っています。メーカーそれぞれに特徴があり、どのメーカーのものを採用するかはドクターの考え方次第だと思いますが、当院の場合はコンセプトがしっかりしていて、品質的にも問題がなく、外科としても使いやすいものであることが条件になります。

インプラントは外科手術を伴うので、その際のインプラントの取り扱いがよいかどうかはドクターとしてはたいへん気になるところです。商品としては素晴らしくても使い勝手がよくないと、難しいオペには適応できない場合がでてきてしまうからです。使い勝手がよいということは成功基準を上げる大きな要因といえます。