50代以上の女性に多い骨粗しょう症とインプラント
女性はとくに50代前後から“骨粗しょう症”といって、骨の中が非常にやわらかくなる状態になる方が増えてきます。
いちがいにすべての方に当てはまるわけではないのですが、無歯顎(歯がまったくない)だったり、欠損が多かったりするとあごの骨に対する刺激が少ないがゆえに骨密度が低下し、粗造な骨になりがちです。
ただ、このような状態であっても、インプラント治療がきちっとなされしっかりと噛めるようになると、術後1年以上経過した後に骨の密度が非常に高くなっているケースが多くみられます。
このことはCTによる骨密度の測定がされるようになってわかってきたことですが、機能している歯及び機能しているインプラントにおいてはあごの骨の密度を取り戻すことが可能であると考えられます。
歯を失うと口元が落ちくぼんでしまい、どうしても老け顔の印象になりがちですが、インプラント治療によって噛む機能を取り戻すと骨量も増え、同時に咀嚼筋も発達してきてお顔を若々しく保つことができます。
このようにインプラント治療においては健康状態を維持しながらアンチエイジングに相当するメリットが提供できると考えています。