Category: 医院について

私がインプラント治療に取り組んだきっかけ

もともとは私の父親が池袋で歯科医院を開業しており、82歳まで現役で治療をしていました。その後半はデンチャー治療、つまり義歯による治療が中心でしたが、その父親の背中を見ながら育ちました。

 

大学時代は義歯に替わるものとしてインプラントに関心を持っていたのですが、当時は大学でもまだインプラントのカリキュラムがなくて、海外に行かなければ学ぶことができませんでした。

私はいち早く、インプラントの治療法を身につけたいという思いから、スゥエーデンとアメリカの大学(UCLA)に留学し、治療法を修得して帰国、実際にインプラント治療を始めたのは20年前になります。

 

その頃はインプラントという言葉を初めて聞く方も多く、まず、皆さんに知ってもらうことが先決とばかりに、地元のタウン誌にインプラントの記事を掲載するなど周知徹底に務めました。今とは隔世の感があります。

インプラント専用のオペ室が完成

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2014年初めに院内のリニューアルが完成し、インプラント専用の個室を新たに設けました。
オペライトを完備したオペ室仕様となっており、マイクロスコープをはじめ、ピエゾサージェリー、アーウインアドベール(レーザー治療器)といった先進の機材を揃え、インプラント治療の充実を図っております。
インプラント手術に際しての事前のご説明も同室で行えるので、より快適でスムーズな治療の流れが可能となっております。

ピエゾサージェリーをご存じですか?

ピエゾサージェリーは患者さんに負担をかけない低侵襲の治療に用いる治療器です。

これは超音波振動を利用して骨などの硬組織を切ることが出来ますが、歯肉や神経といった軟組織を出来るだけ傷つけずに治療できます。

 

先日、ピエゾサージェリーの開発者が出席した勉強会に参加しました。

 

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当院ではインプラント治療や歯周病治療などの外科的処置に幅広く使っており、ピエゾサージェリーは当院が進める低侵襲治療(ダメージの少ない治療)の一翼を担っています。

低侵襲治療が当院のポリシーです。

低侵襲という言葉が医療で出てきますが、これは手術などで出来るだけ痛みや出血、発熱を少なくする医療を指します。

今までは外科でお腹から切って治療していたものを、内視鏡によって小さな傷口だけで治療することもこれにあたります。

当院ではインプラント治療を数多く行っていますが、患者様の負担を出来るだけ軽くするため、低侵襲治療をポリシーとしています。

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導入している医療器具にもこのポリシーを反映しており、マイクロスコープを通して治療することで傷口を最小限に抑えたり、アーウィンアドベールという水と併用するレーザー治療器により、通常であれば麻酔を必要としない治療(注射をしない治療)が可能で、切開を行う場合でも熱の発生を抑え痛みの非常に少ない治療が行えます。

インプラント設備を充実(院内改装)

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先月末に院内改装を行いユニットを1台追加し、インプラント治療の設備を充実しました。

オペ室仕様で個室になっています。

カウンセリングスペースも2か所となり、カウンセリングもスムーズに行えます。

また、マイクロスコープを導入しましたのでインプラント治療も低侵襲(痛みや出血を抑えた治療)で行えます。